ワイアンドエヌ グレヴィア

最新の技術で視えないデータを、皆様の力に。

革新的なドローン可視化技術。

最新の技術で視えないデータを、
皆様の力に。
革新的なドローン可視化技術。

Octopus Limited group company

【サービス内容】

AとB二つのサービスがあります。

A 、産 業 用ドローンによる獣害駆除調査
B 、NDVI等芝生の健康状態を可視化する

【概要】

産業用ドローンを活用した獣害駆除支援サービス および 芝生・緑地の植生指数(NDVI)モニタリングサービス の導入構想を示します。まず本章では、現状の課題と本サービスが提供できる価値、想定される導入効果、投資規模と回収見込みについてサマリ形式で提示します。読み手(経営層・投資家・行政)に対して、本事業がもたらすインパクトを短く伝える役割を持ちます。

【課題と市場分析】

獣害や芝生管理に関わる現在の問題点を明らかにするとともに、市場環境や競合状況を整理します。具体的には、被害規模、現場での対応課題、従来手法の限界点、同種技術・サービスの動向、顧客セグメント別のニーズ分析を通じて、我々が本サービスを展開すべき市場領域を描きます。

【技術・方法】

本サービスの肝となる技術構成と運用プロセスを説明します。

  • ドローン機体・搭載センサー仕様(RGB、マルチスペクトル、赤外線、熱線など)
  • 獣害駆除への応用手法(例:音響・光による威嚇、忌避剤散布、リアルタイム誘導)
  • NDVI取得・解析手法と植生モニタリングアルゴリズム
  • データ取得から解析、レポート生成に至るフロー
  • AI・画像解析技術、異常検知ロジック
  • 定常運用・メンテナンス体制、信頼性確保

A、産業用ドローンによる獣害可視化

「ゴルフ場における野生獣害対策強化

ドローンを活用した猪類モニタリング導入のご提案」

【背景・課題認識】


ゴルフ場では、イノシシ・シカなどの野生動物による掘り返し、芝破損、糞尿・景観劣化、植栽被害などの問題が頻発


防護柵・忌避剤・罠・見回りなどの従来手法には、侵入口把握の難しさ・人的コスト・限界がある


対策を「予測・モニタリング」型に転換し、効率と精度を高める必要性

ドローン調査導入の意義

  • 空中からの広範囲撮影により、従来手法では把握困難な侵入口・潜伏地を可視化可能
  • 赤外線・熱感知センサー併用で夜間の動物活動を捉えることが可能。
  • 取得データを基に、対策(フェンス補強・罠配置・見回り動線再設計等)をより科学的・戦略的に設計
  • 捕獲活動時の補助支援、猟師・管理者の効率向上と負荷軽減
  • 長期的には映像解析・AI化を通じた自動モニタリング体系の構築可能性

【導入手順】(5段階モデル)

①事前調査・痕跡収集・仮説整理

②ドローン機体選定・サーマルカメラ搭載

③飛行計画策定・許可申請・安全対策

④試行飛行・映像取得・データ解析

⑤対策反映・定期モニタリング・改善

【 産業用ドローンサーマルカメラ 】

【 産業用ドローンサーマルカメラ 】

【期待効果】

  • 被害箇所の減少率
  • フェンス補修/補強コスト削減
  • 罠捕獲率向上
  • 巡回人員・時間の節減
  • 映像データ蓄積と知見蓄積による持続的改善

次のアクション

  • パイロット導入(限定エリアでの試行)
  • 機体・センサー仕様の見積取得
  • 関係機関(航空局・自治体・住民)との協調・説明
  • 解析ソフト/AI導入検討
  • 効果検証と段階拡大

※調査と把握がサービスの目的です。

当社の役割はあくまで「赤外線ドローンによる調査・可視化・報告」にとどまり、対象となる野生動物の捕獲・駆除およびそれに伴う設置作業・実行作業・管理運営までは含まれておりません。

B 、NDVI等芝生の健康状態を可視化する

芝生の見えないストレスを見える化、日々メンテナンス

コスト削減の羅針盤としてもご活用ください。

効果的な航空測量では、目には見えない情報を見える化する必要があります。今回使用される産業機二機種は、RGBカメラとマルチスペクトル カメラの2種類のカメラとサーマルカメラを搭載し、これらのカメラで芝生を詳細にスキャンし、芝の生育状況を分析できます。Mavic 3Mは、芝生の育成に必要な高い精度の詳細データをを提供し、植物の「見える化」を促進します。

日照センサー搭載

太陽放射照度を捉え、画像ファイルにその情報を記録するため、2D再構築中に画像データの光量を補正することができます。これにより、正確なNDVI(正規化差植生指数)データが得られ、時間をかけて取得したデータの精度や一貫性を高く保つことができます。

マルチスペクトル

サーマルカメラ

NDVI、GNDVI、NDRE、分析現状把握対策へ

可視光、N D V I 、NDRE、見え方

可視光画像

NDRE: 葉レベルの化学特性変化(窒素、クロロフィルなど)

N D V I : 緑被量、健康度、植生の有無

N D R E : (窒素、クロロフィルなど)

比較して見るとどう違うか:可視・NDVI・NDRE

画像層

見え方

意味するところ

RGB

(可視写真)

通常の空撮写真。緑色地帯、枯れた場所、土地などが目視できる

肉眼でわかる「見た目」の違い

色(例えば赤→黄→緑→濃緑など)で「健康な植生度」が表現

NDVI マップ

植生の有無・活力度の差が目立つ

NDVI で飽和しやすい箇所でも濃淡差が出やすい

葉の中の栄養・クロロフィル状態の違いが見える

NDRE マップ

比較・使い分けの考え方

指標

感度(どの変化を捉えやすいか)

長所

短所・制約

NDVI

緑被量、健康度、植生の有無

最も広く使われており理解しやすい

植生が濃いと飽和しがち/土壌・大気影響を受けやすい

GNDVI

クロロフィル濃度、窒素量、水ストレス

NDVI より感度高め、窒素ストレスの早期検出に有効

緑色帯の反射特性に依存、ノイズの影響を受けやすい

NDRE

葉レベルの化学特性変化(窒素、クロロフィルなど)

飽和しにくく密な被覆でも使いやすい

赤‐赤外端帯域を持つセンサーが必要/分光性能に依存

NDVI は「まず全体の健全度把握」に使われることが多いです。

ただし、密な被覆やストレス変化を捉えたい場合は、GNDVI や NDRE を併用することで、また、各指標の絶対値ではなく、時系列変化(ある地点での変動)や空間分布より微細な変化を検出しやすくなります。

(フィールド内のムラ)を比較する観点が重要になります。

NDVI(Normalized Difference Vegetation Index:正規化植生指数)

【値の範囲と解釈】

(NDVI の値は −1 から +1 の範囲になります。)

一般的な目安(植生モニタリングで使われることが多いもの)としては、以下のようになります。

0 未満:水域・雲・氷など

0 0.1 程度:裸地、植生がほとんどない領域

0.2 0.5 前後:低中程度の植生(草地、耕作地など)

0.6 0.8:密な緑地、森林など(良好な植生状態)

GNDVI(Green Normalized Difference Vegetation Index:緑色正規化植生指数)

【意味・目的】

NDVI の亜種で、赤色 (RED) の代わりに 緑色 (GREEN) の帯域を使うことで

水分ストレスや窒素状態の感度を改善する目的で使われることがあります。

NDRE(Normalized Difference Red Edge index:正規化赤辺差指数、赤辺 ND 指数)

【意味・目的】

植物のクロロフィル含有量や窒素状態をモニタリングするために、赤色帯(RED) の代わりに “赤‐赤外端(Red Edge)”帯域 を使う指標です。植生が濃い・葉が密集しているような条件でも、より細かい変化を捉えやすいという特徴があります。

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D.D.dronedrone47の専属パイロットとしても活動しています。